・骨盤周りが痩せない
・出産前のパンツやスカートが入らない
・腰痛がひどくなった
・産後の尿漏れがある
・体型がなかなか元に戻らない
このようなお悩みはありませんか?
産後、いろいろな方法で体型を元に戻そうとがんばっているのに、なかなか元に戻らない…とお困りの方は多いのではないでしょうか。
実は、どれだけ努力しても体型が元に戻らない原因は、骨盤にあるのです。
肝心の骨盤が開いたままでは、体重は戻っても体型までは戻りません。
骨盤が開くことによって、バストがたれる、猫背になるなど、全身へ様々な影響が出てしまいます。
また、出産してから、腰痛や尿漏れで悩む方もいます。
これらの症状を改善するには、骨盤が最も重要です。
目次
・妊娠すると骨盤が開く理由
・産後の腰痛3つの原因
・腹筋で産後の腰痛予防
・産後の猫背に要注意
・猫背ケアは日常生活での意識から
・産後の体型が戻らない原因
・産後体型ケア方法3選
・産後のバストがたれる5つの理由
・簡単!産後バストケア
・産後のお尻3タイプ
・あのモデルもやっている!お尻歩き
・ドキッ…産後の尿漏れ3つの原因
・尿漏れ改善には、骨盤底筋運動
・自宅で手軽に骨盤矯正するなら、骨盤ベルト
・忙しいママの味方!骨盤ショーツ
・骨盤矯正のメリット
・岡山女性専門整体院の産後骨盤矯正
・骨盤矯正を始めるベストタイミング
・よくある質問Q&A
・今だけ限定!産後の骨盤矯正を半額で受けてみませんか?
妊娠すると骨盤が開く理由
妊娠すると、骨盤が広がるのはなぜでしょうか?
実は、骨盤は、妊娠しているかどうかにかかわらず、毎日、開いたり、閉じたりを繰り返しているのです。
しかし、妊娠中は、骨盤が通常よりも大きく開くようになります。
それには、リラキシンというホルモンが関係しています。
これは、出産時に赤ちゃんを産むために分泌されるホルモンです。
リラキシンは、骨盤周辺の骨と骨をつないでいる靭帯をゆるめる働きがあるので、骨盤が開きやすい状態になるのです。
骨盤が広がる場所は、骨盤全体ではなく、骨盤の下の方の(脚の付け根あたり)です。
産道付近の骨盤が広がることで、赤ちゃんが出てきやすくなります。
赤ちゃんの頭の大きさは、直径約10cm。
これは、ソフトボール(3号)と同じくらいの大きさです。
赤ちゃんの大きさを考えると、骨盤が広がってしまうのは当然のように感じますよね…。
産後の腰痛3つの原因
妊娠中に腰痛に悩まされる女性は多いですが、妊娠中の腰痛が産後も続いたり、産後になって初めて腰痛が出てきたりする場合もあります。
腰痛に悩みながらの育児は本当につらいですよね…。
産後に腰が痛むのは、なぜでしょう。
主な、原因が3つあります。
①靭帯のゆるみ
上記のように、妊娠から出産にかけて、リラキシンというホルモンが分泌され、骨盤の靭帯がゆるみます。
これは、出産時に赤ちゃんが産道をスムーズに通れるようにするためです。
リラキシンの分泌は、産後2~3日で止まりますが、伸びた靭帯がもとに戻るまでには、3か月かかるとされています。
出産時の年齢や普段の姿勢などによっては、半年以上かかることもあります。
靭帯がゆるむと、関節が動きやすくなり、体の支えが不安定になります。
その不安定さを腰の筋肉で支えようとするため、腰痛が起こりやすくなるのです。
また、開いた骨盤によって、腰周辺の筋肉や靭帯が余計に引っ張られてしまいます。
これも、腰痛が起こる原因だと考えられています。
②骨盤のゆがみ
靭帯がゆるみ、開いた骨盤は、ゆがみやすい状態になっています。
そのため、骨盤が小さかったり、赤ちゃんが大きかったりすると、出産時にゆがんでしまうことが多くあります。
ゆがんだ状態の骨盤は、自然には、完全に元に戻ることはありません。
骨盤がゆがんでいる限り、周辺の筋肉に負担がかかり、腰痛が起こりやすくなるのです。
③負担やストレス
産後、赤ちゃんを抱っこしたり、授乳をしたりと、これまであまり使わなかった筋肉を長時間使うようになると、負担がかかり、腰痛が起こりやすくなります。
また、慣れない赤ちゃんのお世話で、肉体的にも精神的にもストレスを抱えると、自律神経や筋肉組織に影響が及び、痛みがひどくなる場合があります。
腹筋で産後の腰痛予防
産後すぐできる骨盤体操は、産褥体操です。
入院していた病院のパンフレットにも載っているので参考にしてください。
また、産後の腰痛が改善してきたら、今度は再び腰痛が起こらないよう、腹筋を鍛え、ゆるんだ筋肉を元に戻してあげましょう。
腰痛予防の腹筋の方法
1.膝をついて、四つんばいになる。 |
これを両手足を1セットとして3セット行います。
ただし、産後、いつまで経っても痛みが治まらない場合は、専門医にみてもらうことが大切です。
産後の猫背に要注意
産後、猫背に悩む方も多いようです。
放っておくと、生活習慣病に派生する事態も招くことがあるので、注意が必要です。
なぜ、産後に猫背になるのでしょうか?
これは、産後の腰痛が影響しています。
腰痛を伴うと、歩き方がアンバランスになり、体が痛みを回避しようと、自然と楽な姿勢である猫背に向かってしまうのです。
一日中歩き回った後や長時間の家事、立ち仕事の後、ソファーに腰を掛けると、つい猫背になり、ホッとしたことがありませんか?
産後の体は、この状態が日常的になってしまいがちなのです。
また、妊娠時はお腹の赤ちゃんを育てるために、産後は母乳をつくるために、母体はとにかく栄養も不足しがちになってしまいます。
このことも、猫背を悪化させる原因になっているのです。
特に、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが不足すると、骨密度が低下するだけでなく、関節を動かす筋肉の収縮にも影響が及び、腰に負担がかかり、姿勢を悪くしてしまいます。
小さなことでも大きなダメージを受けてしまう産後の体は、普段以上に気をつかう必要があるでしょう。
猫背ケアは日常生活での意識から
セルフケアで姿勢を正すために日常生活でも次のことを意識するようにしましょう。
歩くとき
体の中心に棒が刺さっているように意識して、体幹を鍛えるようにしましょう。
足は開きすぎず、ちょうど良い歩幅で、かかとから着地するように、つま先をまっすぐ正面に向けるようにして歩きます。
目線を少し上にすると体幹が安定します。
腕を振りながら、骨盤で歩くように意識してください。
立っているとき
体の中心に重心をかけて、ピシッと立ちましょう。
疲れると、片足に重心をかけてしまいがちです。
疲れたら、イスに腰掛けるようにすると、正しい姿勢が保たれます。
カルシウムとマグネシウムをとる
不足しているカルシウムとマグネシウムを適量の範囲で補充しましょう。
食事だけでは難しい場合は、サプリメントから摂取するのも良いでしょう。
また、飲みにくいかもしれませんが、ミネラル分を多く含む硬水を飲むのもひとつの方法です。
カルシウムとマグネシウムを含む食材としては、以下のものがあります。
ぜひ、取り入れてみてはいかがでしょうか。
カルシウムの多い食品
ごま、アーモンド、ひじき、青のり、パセリ、バジル、モロヘイヤ、カマンベールチーズ、パルメザンチーズ、にぼし、ししゃも、しそ、ケール、大根の葉 |
マグネシウムの多い食品
ココア、あさり、抹茶、ごま、アーモンド、落花生、カシューナッツ、ピスタチオ、わかめ、インゲン豆、納豆、小豆、エンドウ豆、そら豆、するめ |
産後の体型が戻らない原因
妊娠すると、出産までの10か月で、体型が大きく変化します。
特に、お腹が大きくなると、体重もどんどん増え、骨盤もゆがみ、大きなお腹を支えるために体型が崩れます。
産後には元に戻るだろうと思っていたのに、思いのほか体重が減らない…、体型ももとに戻らない…という方も多いのではないでしょうか。
妊娠中に変化した体型が産後に戻らない原因として、次の3つが考えられます。
①運動不足
妊娠中や出産直後は、思うように体を動かすことはできません。
そのため、体を動かす習慣もなくなり、育児に追われ、運動する時間や自分の美容にかける時間も減ってしまうでしょう。
妊娠から出産にかけては、妊娠前と比べるとどうしても運動量が少なくなってしまい、体に脂肪がたまりがちになってしまいます。
②食事量の増加
妊娠中は、大きなお腹に圧迫されてあまり食べられなかったという方も多いでしょう。
しかし、産後はお腹の圧迫がなくなり、妊娠前と同じように食べられるようになっていきます。
解放感から食事量が増えたという方もいるでしょうし、授乳のためにと栄養をとろうと食事量を増やす方もいるでしょう。
このように妊娠前と比べ、食べる量が増え、それに比例して体重も増えてしまいます。
③骨盤のゆがみ
妊娠から出産にかけて、ゆがんでしまった骨盤のままでは、やせにくい体になってしまいます。
開いた骨盤は、ケアをしないと、完全に元通りになることはありません。
ゆがんだ状態で固まってしまうことが、体型が戻らない大きな原因です。
産後の体型ケア方法3選
産後に崩れてしまった体型のケアには、以下の3つの方法を参考にしてください。
エクササイズをする
産後の体に優しいエクササイズを始めましょう。
走ったり、飛び跳ねたりするような刺激の強い方法ではなく、インナーマッスルを鍛えるヨガや骨盤スクワットなど、静的なエクササイズがおすすめです。
エクササイズほどの運動量はありませんが、ストレッチも効果的です。
軽めのストレッチであれば、産後1か月以内であっても大丈夫ですので、少しずつ体を動かす習慣をつけていきましょう。
体調も落ち着いて、慣れてきたら、赤ちゃんをあやしながらの筋トレなどもおすすめです。
母乳育児にする
母乳をあげていたら、自然と体重が減ったという方もいます。
赤ちゃんに栄養をあげるためには、お母さんがしっかりと栄養をとる必要があります。
しかし、母乳であげる以上に栄養を摂取していると、余った分の栄養はお母さん自身の脂肪になってしまいます。
母乳を出すためには、1日約600kcal消費するといわれています。
食べた分は思う存分赤ちゃんに母乳をあげることで体重も適正になっていきます。
また、母乳をあげることで子宮収縮の効果が高まるため、体の回復にも効果があるでしょう。
骨盤を矯正する
妊娠から出産までの間、骨盤は開きっぱなしの状態です。
開き切った骨盤は、完全には元に戻りません。
そして、骨盤が開いたままだと内臓の位置が下がり、様々な不調をきたすだけでなく、贅肉がつきやすくなってしまいます。
そのため、産後すぐに骨盤ベルトやガードルで補正をはじめ、産後2~3ヶ月頃からは骨盤を引き締める体操がおすすめです。
産後のバストがたれる5つの理由
出産前のようなハリのあるバストを取り戻したい!産後のバストアップ対策は試しているけど、なかなか元に戻らない…とお悩みではないですか?
産後のバストのたるみやしぼみは、多くの女性の悩みのタネでしょう。
産後のケアを怠ると、元に戻るどころか、ハリがなくなったり、しぼんで、たれたりといったケースが多くあります。
妊娠2か月~産後3日ほどは、女性ホルモンの分泌が増加し、乳腺が発達します。
この乳腺はバストのサイズにも影響を与え、乳房内の細胞組織が増え、バストが2カップ以上大きくなる方も多くいらっしゃいます。
授乳を始めると、乳腺はしぼみ、卒乳後や断乳後、約1年かけて元のサイズに戻っていきます。
産後のバストについて、ハリがなくなり、たれてしまった…左右の大きさが違う…といった様々な問題には、次の5つの原因があります。
①皮膚
妊娠から産後にかけて、バストが大きくサイズアップすると、大きくなった胸を支えるために、表面の皮膚が伸びやすくなります。
このまま、ケアを怠ると、しわができたり、たるみが出たりすることがあります。
②クーパー靭帯
クーパー靭帯は、バストを支えるコラーゲン繊維の束のことです。
バストの急激な変化で、重みや揺れによって、クーパー靭帯が伸びたり、切れたりする場合があります。
クーパー靭帯は、一度伸びたり、切れたりすると、再生することはできません。
そのため、バストの形に大きく影響するのです。
③授乳
立ちながら授乳するなど、バストが下に引っ張られる状態では、バストがたれやすくなってしまいます。
④姿勢の悪さ
姿勢が悪くなると、見た目以上に老けて見えることがあります。
それだけでなく、血行が悪くなり、バストの張りが失われ、たれやすくなってしまいます。
産後は、おむつを替えるときや抱っこをするとき、ミルクを与えるときなど、前かがみの姿勢をとることも多く、猫背になりがちです。
⑤筋力低下
基礎代謝が低下している産後は、大胸筋も減少しているため、バストダウンやたるみの原因になります。
簡単!産後のバストケア
産後のバストケアには、次の5つの方法があり、どれも簡単に実践できるものです。
産後のバストのたるみやしぼみは、複数の原因から起きていることが多いので、以下のケア方法をできる限り、試していくことをおすすめします。
保湿クリームを使ったマッサージ
産後は、女性ホルモンの急激な減少によって、肌のバリア機能が低下しやすく、デリケートな状態になっています。
そのため、肌のキメを整えながら、きれいなバスト作りが目指せる、保湿クリームを使ってのバストケアマッサージがおすすめです。
マッサージは、血行が良くなっているお風呂上りに行うと、より効果的です。
また、理想の形を意識して、バストを外側から内側へ、下から上へと、バスト周辺の余分な脂肪を集めるイメージで行うのがポイントです。
エクササイズ
ちょっとした時間で、大胸筋のエクササイズを行うと良いでしょう。
大胸筋は、バストの土台であるため、筋力が上がると、胸のたるみを抑えるだけでなく、サイズアップ効果もあります。
両手のひらを合わせ、10秒間強く押し合うエクササイズは、空いた時間で、簡単にできるので、おすすめです。
適切なブラジャー
妊娠してから卒乳までの間に、バストのサイズは大きく変化します。
そのため、時期ごとに合ったブラジャーを付けると、ハリやたるみなどを最小限に抑えることができます。
立ちながら授乳しない
立ったまま授乳すると、バストが下向きの状態になる可能性がありますので、立ちながらの授乳は避けるようにしましょう。
良質なタンパク質をとる
必須アミノ酸がバランス良く含まれている良質なタンパク質は、バストアップに効果的な栄養素です。
これらのタンパク質を摂取しないと、必須アミノ酸が不足し、肌や爪、髪を作るために必要なケラチンが作れず、バストの大きさや形にも悪影響が出ます。
代表的な食品として、豆腐や納豆、卵、肉類、乳製品などがあげられます。
産後のお尻3タイプ
産後を境にお尻が大きくなったと感じている方はいらっしゃいませんか?
産後の体型変化は自覚症状が強くても、お尻に関しては、指摘されて初めて気が付いたという女性が多いようです。
産後のお尻によくあるタイプとして、次に3つがあります。
①垂れ尻タイプ
重力に逆らえず、下にたれてしまったタイプです。
のっぺりとして、立体感や丸みのない状態になっています。
②大尻タイプ
お尻全体に脂肪がつき、大きくなった状態です。
脂肪の重みでたれてしまうこともあります。
③四角尻タイプ
①と②を併発した状態です。
老化や産後の典型的なタイプといえます。
お尻の形は、骨盤と筋肉によって保たれています。
そのため、妊娠・出産で骨盤が大きく開くことと加齢などで筋力が衰えることが原因として考えられています。
また、妊娠中は子宮を守るため、おなかやお尻に脂肪がつきやすくなっています。
長時間座ったままの場合など、血流の悪化がまぬがれない部位でもあるため、生活スタイルによっても、たるみが生じやすくなります。
あのモデルもやっている!お尻歩き
骨盤を整えながら、無理せずにできる運動として「お尻歩き」というものがあります。
これは、モデルの道端カレンさんもおすすめしている方法だそうです。
道端カレンさんは、2人の子供をお持ちとは、思えないような抜群なスタイルを維持されていますよね。
お尻歩きは、骨盤周りの筋肉を使うので、ヒップアップだけでなく、ポッコリお腹の解消にも効果的です。
お尻歩きの方法
①背筋を伸ばして、骨盤を立たせる。 |
ポイント
・背筋を伸ばして、上に伸びるイメージで行うこと。
・腕を大きく振らないようにすること。
ドキッ…産後の尿漏れ3つの原因
産後の体のトラブルとして、尿漏れがあります。
赤ちゃんを抱いて立ち上がった瞬間やせきをした瞬間にドキッとしたことはありませんか?
不安に感じる方も多いかもしれませんが、尿漏れは産後よくある症状のひとつです。
尿漏れとは、自分の意志とは関係なく、突然尿が出てしまうことをいいます。
産後の尿漏れのほとんどが「腹圧性尿失禁」という、急に立ち上がったり、くしゃみやせきをしたり、おなかにぐっと力が入ったときに漏れるタイプです。
産後に尿漏れが起こる原因として、次の3つが考えられています。
①子宮の圧力
妊娠中、乳漏れに悩む人は多くいらっしゃいますが、これは、大きくなった子宮の重みで膀胱が圧迫されることが原因です。
産後も子宮は大きいままなので、膀胱は圧迫され続けます。
その圧力が尿道をふさごうとする力よりも大きくなるため、尿漏れが起こるのです。
②骨盤底筋のゆるみ
骨盤底筋は、骨盤のそこにある筋肉で、尿道を開けたり、閉じたりするときに使う括約筋という筋肉とつながっています。
出産時に長くいきむと、骨盤底筋に大きな負担がかかり、筋肉疲労を起こし、ゆるんでしまいます。
その結果、産後しばらくは、括約筋のしまりが悪くなり、尿漏れを起こしやすくなってしまうのです。
③妊娠中のトイレ習慣
妊娠中は、子宮が大きくなって、お腹に力がかかりやすく、膀胱の収縮力が落ちているため、排尿時にいきんでしまいがちです。
この習慣が身に付くと、ふとお腹に力が入った瞬間に、尿が出てしまうことがあります。
尿漏れ改善には、骨盤底筋運動
産後1か月を過ぎても尿漏れが続く場合は、骨盤底筋を引き締める運動が効果的です。
骨盤底筋運動の方法
1.仰向けに寝て、ひざを立てる。 2.腕は体の両側に置く。 3.お尻の穴をギュッとしめて、10秒間キープ。 4.力を抜き、50秒休憩した後、再びしめる。 |
これを10セット繰り返し、1日朝晩の2回行いましょう。
運動を継続することで、骨盤底筋が鍛えられ、尿漏れの改善が期待できます。
この運動は、イスに座ったままでも、立ったままでもできるので、赤ちゃんのお世話をしながら、気軽に取り組んでみてくださいね。
自宅で手軽に骨盤矯正するなら、骨盤ベルト
開いてしまった骨盤は、半年かけて、元の位置に戻っていきます。
しかし、一度開いてしまった骨盤が、自然に元の位置に戻るのは、とても困難…。
そこでおすすめなのが骨盤ベルトです。
骨盤ベルトは、産後すぐ使え、開いた骨盤をしめるサポートをしてくれるアイテムです。
骨盤ベルトの一番の効果は、骨盤が安定し、正しい位置に戻りやすくなることです。
産後は忙く、なかなか運動のための時間が取とれないでしょう。
骨盤ベルトがあれば、日常生活で体をケアすることができます。
骨盤ベルトの巻く際、ポイントとなる骨は、おへそからまっすぐ下に指を降ろすと当たる「恥骨」とその外側に指をたどると当たる「大転子(だいてんし)」です。
この恥骨と大転子を結ぶラインに骨盤ベルトを巻いて使用します。
きつく巻くほど効果があるように思われがちですが、きつすぎると血流が滞り、腰痛やむくみを引き起こしてしまいます。
正座をしてもつらくない程度の強さで利用しましょう。
また、体を動かしているとずれやすいので、家事や散歩の後には、ずれていないかを確認してくださいね。
骨盤ベルトを選ぶ際、注意すべきポイントが2つあります。
①サイズ
腰囲をメジャーで計測し、自分に合ったサイズの骨盤ベルトを選びましょう。
ベルト本体に伸縮性のあるものやサイズ調節ができるものであれば、体型の変化に対応できるので安心です。
②素材
骨盤ベルトは身につけ続けることで効果を発揮します。
身につけたときに違和感のない素材のものを選びましょう。
固い骨盤矯正ベルトは、サポート力が高く、骨盤をしっかりと締めてくれます。
しかし、その分、動作しにくいと感じる人もいるようです。
逆に、柔らかい骨盤矯正ベルトの場合は、肌にフィットする、外見にひびきにくいというメリットがありますが、骨盤を締める力がソフトで、矯正力が弱い場合もあります。
それぞれの特徴を考えて、自分に合った骨盤ベルトを見つけましょう。
忙しいママの味方!骨盤ショーツ
骨盤ベルトの締め付けが苦手…という方には骨盤ショーツがおすすめです。
骨盤ショーツは、着用するだけで骨盤を正しい位置に導いてくれるので、忙しいママの味方です。
ただし、骨盤ショーツを選ぶ際にも注意すべき点が3つあります。
①サイズ
骨盤ショーツは、普段のショーツと同じ感覚でずっと着用するものです。
そのため、しめつけがきついものを着用すると、血行が悪くなり、体に負担をかけてしまいます。
骨盤矯正ショーツは小さめに作られているものが多いので、口コミを参考にしながら、自分に合ったサイズを選びましょう。
②伸縮性
適度な伸縮性がないと、骨盤をしっかり保護することはできません。
伸縮性があり、骨盤をしっかりサポートしてくれるショーツを選びましょう。
③通気性
骨盤ショーツは直接肌に身につけるものです。
特に、産後の肌は、デリケートな状態なので、蒸れて、皮膚がかぶれてしまうことがあります。
通気性が良く、蒸れが防げそうなものを選びましょう。
骨盤矯正のメリット
骨盤のゆがみをただす骨盤矯正は、産後の体型を戻すために注目されています。
出産と骨盤の開きは、密接な関係があります。
通常、骨盤は引き締まった逆三角形をしていますが、妊娠すると、骨盤の下の方が下がり、四角形のような形になります。
産後は、本来の位置へ戻そうと体が働きかけますが、骨盤が広がり切ってしまったり、元に戻すための筋力が足りなかったりすることなどが原因で、本来の位置に戻すことができない人がほとんどです。
骨盤が開いたままでは、内臓が落ちてしまいます。
内臓が落ちてくることにより、ぽっこりお腹に見えてしまったり、腰痛や肩こり、全身のむくみなど体中に悪影響を引き起こしたりする危険性があります。
また、下がってきた内臓は、本来の機能を低下し、結果として、代謝が落ち、太りやすい体になってしまうのです。
骨盤は、体の中心です。
そのため、骨盤を本来の位置に戻すことは、腰痛や肩こりの改善など、多くのメリットがあります。
また、血管やリンパ管を圧迫することもなくなるため、風邪をひきにくくなったり、肌の調子が整えられたり、むくみが解消されたりする効果もあります。
岡山女性専門整体院の産後骨盤矯正
岡山女性専門整体院が提供する産後の骨盤矯正もおすすめです。
当院の産後骨盤矯正は、患者様一人一人に合わせて、すでに開いた骨盤を矯正することによって、大きくなってしまったお尻を小さくヒップアップしたり、垂れてしまった胸をバストアップしたりすることで、きれいなシルエットを手に入れるお手伝いをします。
また、骨盤を正常な位置にキープすることで、産後の腰痛の改善も期待できます。
骨盤矯正を始めるベストタイミング
骨盤矯正を始めるのは、産後2か月から3か月の期間がベストです。
それ以降ですと、矯正するまでに時間がかかってしまいますので、できるだけ、早い段階で始めるのが良いでしょう。
ただし、産後1か月は、子宮内に残った胎盤や卵膜、血液などがまじりあった分泌物である悪露が出るなど、出産の影響が体に残っています。
無理に骨盤矯正を始めると、悪露が出きらないこともありますので、産後1か月は、焦らず、様子をみるようにしましょう。
また、産後1年以上経過している場合ですと、検査をして、変化するかどうかの判断が必要です。
まずは、ご相談ください。
よくある質問Q&A
- Q どんな人が対象なの?
- A 出産後2か月以降の方が対象です。
妊娠してしばらくすると、リラキシンという骨盤を開きやすくするホルモンが分泌されます。
このホルモンがある程度安定してくる2か月目以降の方が対象となります。
また、産後少し時間が経ってから矯正を行うと、より多くのトレーニングを行わなくてはいけませんので、2か月を目安にしてもらえればと思います。
- Q 1回の施術にどのくらい時間がかかるの?
- A 初めて来られる場合ですと、問診と施術を合わせて1時間くらいです。
2回目以降は施術のみになりますので、30分程度かかります。
- Q どのくらいの頻度で来たらいいの?
- A 最初の1か月は1週間に1回、2~3か月は2週間に1回、4~5か月は1か月に1回の計10回を目安にしてもらえればと思います。
- Q すぐに元に戻るの?
- A 個人差はありますが、トレーニングをすることによって次回の施術まで効果を持続させることが可能です。
また、普段の生活で気を付けていただく注意事項やご自身でできるトレーニングなども丁寧にお伝えします。
- Q どんな服装で行ったら良いの?
- A 体のラインが分かるようなTシャツなどが望ましいですが、施術着の貸し出しも行っておりますので、ご予約の際にお申し付けください。
- Q 子供を連れて行っても大丈夫?
- A 問題ありません。
まだ歩けない乳児とご一緒の場合でも、広い施術スペースをご用意できます。
ただし、心配なようでしたら、お子さんの面倒をみてもらえるお連れの方とご一緒に来院するようにしてください。