とにかく朝は忙しくて、朝食なんて食べていられない!そのような理由から、朝食を抜いている人、いらっしゃいますよね。
とってもよくわかります。特に寒い季節の朝などは、お部屋が温まるまで、布団から出られない。
結局ぎりぎりになってしまい、朝食抜きで仕事や学校へGO。
それが習慣になってしまい、いつしかこれが当たり前になっていませんか?
実はこの「直食を抜く習慣」こそが、あなたのカラダを太らせる原因の1つになっているかもしれないのです。
そこで今回は、朝食抜きの生活が、太りやすいカラダを作る、そのメカニズムについてご紹介したいと思います。
目次
- 朝食を抜くとどうして太るの?
- 朝食の主な役割
- 朝食とカラダの関係
- 朝食を抜くと太るカラダのメカニズム
- 基礎代謝が低下すると…
- これ以外に朝食を抜いた体で起こっている事
- 基礎代謝とそのピークとは?
- 基礎代謝を上げる方法
- 朝食にひと工夫
【朝食を抜くとどうして太るの?】
「朝食を抜くと太る」本当によく聞く説ですよね。でも、そのメカニズム自体を知っている人は案外少ない。
そこで、「朝食を抜くと太る」理由とそのメカニズムをご紹介したいと思います。
≪朝食の主な役割≫
先ずは朝食の役割をご紹介します。
朝食には主に3つの役割があります。
1つめは、体内時計をリセットして、カラダに一日のスタートであることを知らせる事。
2つめは、脳のエネルギーを補給して、脳の活動をスタートさせる事。
3つめは、カラダのエネルギーを補給して、カラダの活動をスタートさせる事。
≪朝食とカラダの関係≫
こうして一日を快適にスタートさせるのが、朝食の主な役割だとされています。
しかし、このことだけをとらえて考えると、朝食を抜いたとしても、目が覚めにくいとか、カラダがだるくなるといった弊害があったとして、「太る」原因になるとは考えにくいですよね。
でも実際には、太りやすいカラダになってしまうのですが、これにはカラダのメカニズムが大きく関係しているのです。
【朝食を抜くと太るカラダのメカニズム】
朝起きた段階で、お腹が空いていたり、何となくカラダが動かしにくかったりしませんか?これはカラダが圧倒的にエネルギー不足を感じている状態です。
これを受けて、私たちは食事へと誘われる訳なのです。もちろん、そんな感覚はなかったとしても、習慣として食事を摂っているという方もいらっしゃいます。
このようにして、朝食を摂れば、カラダのエネルギー不足は解消し、脳も体も活発に活動をスタートさせるのです。
もちろん、朝食抜きの生活が身についている場合には、朝食を摂らなくても全然平気!元気いっぱいにスタートしてます!なんて方もおられますよね。
しかし実際には、カラダの中ではエネルギー不足が深刻化し、それを察知したカラダは自分自身を「飢餓状態」だと判断し、これ以上飢餓状態にならないように基礎代謝を低下させるのです。
これは、元来の人間が持っている飢餓に備える仕組みであり、生存本能です。
こうして基礎代謝が低下する事で、できるかぎりエネルギーを温存しながら活動を続けるのですが、これが意味しているのが「太りやすいカラダ」なのです。
《基礎代謝が低下すると…》
私たちのカラダは、運動代謝と基礎代謝によってエネルギーを消費しています。その割合は3:7。つまり一日の活動によるエネルギー代謝の大半は基礎代謝による物なのです。
つまり、基礎代謝が高ければ痩せやすいカラダと言えますし、低ければ太りやすいカラダと言えるのです。
《これ以外に朝食を抜いた体で起こっている事》
実は朝食を抜くと太る原因はそれだけではないのです。
飢餓状態のカラダは、なんとしても生き残ろうと、次に摂取した食事から、脂肪分をせっせとカラダに蓄積して、再び訪れる「飢餓」に備えるのです。
つまり、朝食を抜いた後の食事、つまり昼食で摂取した脂肪分は最低限エネルギーとして変換され、それ以外はどんどんカラダに蓄積され続けるといった作用が、カラダの中では起こっているのです。
これらの流れをざっくりまとめた物がコレ!!
朝食を食べない→体は飢餓だと勘違い、生命の危機だと誤認→そうならないために基礎代謝を低下させる→更なる予防策として、次の食事からせっせと脂肪を体内に蓄積する・・・
こうして太りやすい、つまり脂肪が蓄積しやすいカラダへと変化すると言われているのです。
《基礎代謝とそのピークとは?》
ちなみに、基礎代謝って何かご存知ですか?
これは、寝ていても、テレビを見ていても、ソファに寝転がってじっとしているだけでも消費する、人間が生きているだけで消費するエネルギーのこと。
そして、その基礎代謝のピークは男性なら18歳、女性はなんと15歳、それ以降は年齢と共に低下していきます。
これが、「若い時と同じ生活しているのに、歳を取ったら太った。」の原因なのです。このように、年齢に比例してどうしても低下してしまうのが基礎代謝。これ以上低下させないために、朝食を食べて基礎代謝の低下を防ぎ、脂肪の蓄積を防ぎましょう。
《基礎代謝を上げる方法》
朝食を食べて基礎代謝の低下を防ぐだけではなく、さらに基礎代謝を上げる事が出来ればいいと思いませんか?
実は、それできるのです。
基礎代謝を上げるためにするべき事は、脳をしっかりと働かせる事・筋力をアップする事・内臓、中でも肝臓機能を高める事の3つの要素が重要だとされています。
脳と筋肉はそれぞれ基礎代謝全体の約20パーセントを、肝臓に至っては約30パーセントを担っていると言われています。
これら3つだけで全体の約70パーセントの基礎代謝を担っているのです。
これらをしっかりと働かせれば、基礎代謝を向上させられるのです。
〈脳を鍛える〉
先ずは脳の基礎代謝向上ですが、脳は会話・運動・ゲーム・読書など、思考を伴う人間のあらゆる行動で鍛える事が出来ます。
ただし、カラダと同じで鍛えてばかりでは疲労がたまるばかりです。
しっかりと思考をともなう活動を行い、しっかりと休めるように良質の睡眠をとり、脳の基礎代謝を向上させましょう。
〈筋力をアップする〉
次に筋力アップですが、これには無酸素運動、いわゆる筋トレが有効です。
筋トレを行うためには、トレーニングジムに通いプロの指導の元行う・なんらかの器具を用いて自分で工夫して行う・器具は使わずに、カンタンなトレーニング方法を身に着けて行う方法などがあります。
どれでもOK。
大切なのは、長く続く方法を身に着ける事ですので、自分にあった方法を選択しましょう。
ここでは、一番手軽な方法の、器具は不要でカンタンに行える方法をご紹介します。
それはスクワット。
ちょっとの時間とスペースがあれば、案外どこにいてもできるのがこのスクワットです。
正しいフォームで行えば、効果的に筋力アップできるのも嬉しいところですので、一度挑戦してみてください。
☆☆☆ノーマルスクワットの正しい方法☆☆☆
まっすぐに立ち
つま先を左右平行にして
脚を肩幅にひらきます
手は型の高さで前方にまっすぐにのばして
そのままの姿勢を保ちながら
ゆっくりと腰を落とします。
椅子に座るイメージを持ちながら、太ももが床と平行になるまで腰を落とします。
ゆっくりと元の位置に戻ったら、1回が終了です。
この動作をまずは20回程度行い、徐々に回数を増やして行きましょう。
最終目標は最低でも50回~300回程度を目指してみましょう。
ただし、筋トレは毎日続けて行ってはいけません。
運動後の2~3日、筋肉痛が残っている間は休みます。
この休息期間を経て、筋肉は徐々に増えているのです。
〈肝臓機能をアップする〉
肝機能アップのポイントは食生活。1日3回、バランスのとれた食事を腹八分目で取る事。
これだけで肝機能はアップするのです。
しかし、案外これが難しい。
1日3回と腹八分目は意識的にできたとしても、バランスが難しいかもしれません。
その場合には、大豆製品や肉類などでタンパク質を摂る事・1日1本の牛乳を飲むこと・果物や野菜を摂る事・アルコールは適量にを心がけてみてください。
【朝食にひと工夫】
最後に、朝食を摂る上でのアドバイス。
朝から食欲のある人はOK。でも、なかなか朝から食欲がわかないなんて人もいらっしゃいますよね。
ならばせめて、脳のために糖分を・カラダの活動のためにタンパク質を、そして咀嚼とダイエット目的で野菜だけでも摂りましょう。
糖分は、甘い食べ物だけではなく、主食のパンやお米に含まれていますし、タンパク質はお肉だけではなく、タマゴ・お豆腐・納豆・ツナなどからの摂取も可能です。
野菜はできる限り水溶性食物繊維を含むレタス・ブロッコリー・ゴボウなどを食べて、しっかり噛んで食べて目を覚ます事、摂取カロリーを抑制してくれる働きにも期待できるのです。
これらをバランスよく食べて、快適に朝を迎え、太りやすいカラダから、痩せ体質にシフトしましょう。
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